梅雨(薬膳では長夏)の過ごし方

薬膳インストラクターのさちこです

前回のブログでは

薬膳とは?と
薬膳では四季に加えて梅雨の時期や夏の終わりの厳しい暑さの頃を指す長夏(ちょうか)という季節がある

と書きました

薬膳では五臓を季節に沿って養生していきます

春は肝(肝臓)
夏は心(心臓)
長夏は脾(胃腸)
秋は肺
冬は腎(腎臓)
です

養生って何?ですよね

日常生活に注意を払い、病気にかからないように、健康を維持・増進することをいいます

規則正しい生活を送りバランスの取れた食事をして適度な運動をして十分な睡眠をとる、ストレスをためないって事ですね

長夏の今は脾を養生していきます

脾は乾燥を好み、湿潤を嫌うので
雨の日が続き、ジメジメと湿気が続く梅雨は影響を受けやすいです

脾がダウンしてしまうと食べ物から体に必要な栄養を作る事が出来なくなり
水分の排出も停滞します

そうなると
・疲れやすい、やる気がでない
・汗や尿の排出がうまく出来なくなる
・軟便や下痢
・思い悩みやすくなる
などの症状がでます

暑いからと言って冷たい物をたくさんとると
さらに動きが悪くなるので
暴飲暴食、ながら食い、思い悩む、ストレス、冷え、脂っこい食事、砂糖、生ものの食べすぎ
などに注意して脾を養生し
暑い夏にそなえて体を整えて行きましょう

先日の薬膳ランチ会でお出ししたものです

・消化吸収システムの胃腸の働きを良くする
 うるち米、生姜、とうもろこし
 人参、ねぎ

・体の余分な水を出してくれる
 とうもろこし、小豆
 グリンピース

など長夏にピッタリな食材を使ったメニューにしました

次回は…
薬膳の基本的な考えは
大人も子供もあまり変わらないですけど
それについても少し書きたいなと思っています

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