旬のものは何で体にいいの?

 

薬膳インストラクターのさちこです
 
前回薬膳は旬のものを食べるといいですよ
と書きましたがそれは何で?

その時に旬を迎える食材はその時に必要で、体に良いからです

では、なぜ良いのでしょうか?

11月に入り朝夕は寒くなり
いよいよ冬の気配を感じるようになりました

この時期になると空気は乾燥して水分を失いやすく
お肌が乾燥してカサカサになってきますが
内臓の肺にも負担がかかります

そうなると咳が出たり、呼吸器の不調などが出てきます

薬膳ではこの季節は特に白いものが良いとされていて
東洋医学から白が肺と関連が深く
白い食材が体や肌に潤いを与え
肺や気管支を保護する働きがあるとされているからです

白い食材の代表的なものは
梨、蓮根、大根、白キクラゲ、山芋、豆腐、白ごま、ゆりねなどです

旬の蓮根、大根、山芋、ゆりねなどが含まれています

旬のものを食べるといいと言うのは
こういう事なんです

 
では今のおすすめデザートを紹介します

白キクラゲと梨のコンポートです

水で戻した白キクラゲと梨をはちみつで煮込みました

食材は肺を潤す白キクラゲと梨、咳を止める効能のあるはちみつ

トッピングには目の乾燥などによいくこの実となつめをのせました

乾燥対策に良い一品だと思います

 

このように旬のものにはその時の体に必要なものが含まれているので
旬を意識して食べてみるのも良いと思います

今年はすでにインフルエンザが流行っています

本格的な冬にむけて
薬膳を少しでも取り入れて体を整えていきましょう

 

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