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ひぐらしの【ことばにまつわるエトセトラ】その3: 思いを届ける 子ども編

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さて、前回は赤ちゃんは泣くことで思いを伝えると言うお話をしたのですが、お子たちは、どうやって思いを届けるのでしょうか?


もう想像されてると思いますが、目で訴えていたり(笑)、身体いっぱい使ったり、声のトーンや音の並びに乗ってたり、指差しに託したり…ことばが話せるようになっていれば、ことばを使ったりしますよね。ただ、思っていることがストレートに伝えられているかというと…違っていたりしますよね。

そうなんです。思いを届ける方法はたくさんあるんだけど、受け止める側の受け止めセンサーが働かないと、思いが届いた(ノ≧∀≦)ノと思うよりも、届かなかったo(T◇T o)と思わせたりする事の方が多いかもしれないな…という事は言えるんですけどね…

例えば、「ねーねー○○△△××(/^^)/」だけでは…「何?あれのこと?え、違うの?そうじゃないの?(´~`)((ヾ(≧皿≦メ)ノ))(TдT)わからん…ああああああああ!」ってなりますよね。でもこどもたちは「あきらめません、届くまでo(`^´*)わがままで自分勝手であろうと、とにかく聞いて下さいこの思い💪」を炸裂させますしね。思い通りにいかないと、涙が出たり、大きな声が出たりね。

忙しい時にはちょっと付き合ってらんないけど…というのが本音なんですけど…こどもたちは知っています。あなたがしっかり話を聞いてくれる人だという事を。だからこそ、あなたに伝えたい、分かって欲しいと思えるんです。

こどもたちは、自分の思いを表現したい時に、どうやったら伝わるのか、この思いをどうやって届けようか試行錯誤を続けていると思います。表現している事に、あーでもない、こーでもないと、一緒にやり取りしてくれるあなたがいるから、自分の感覚で思いを伝えることを繰り返すんですよね。それにことばを添えてもらったり、意味づけしてもらったりしながら、「ああこういう時にはこう言えばいいのか」「このモヤモヤは○○な気持ちなんだ」、「こう思ってたけど、△△って思う人もいるんだな」「欲しいものは欲しいけど…我慢することも必要なんだな」等、自分の気持ちが分かるようになったり、あなたの気持ちに気づくきっかけになったり、いつも思い通りにはいかない事もあるんだという事を学んでいくんだと思います。

思いが届いたo(*゚∀゚*)oと思えるのは、あなたとのやりとりがあるからなんですね。そして、やり取りすればするほどこどもたちの「なんで?どうして?」の疑問は山のように出てくるかもしれませんけどね。しかも、思いが届かない時のこどもたちの必死の形相に、どうしても大人は世間体を気にします。当然なんですけどね。自分のこと非難されたり、批判されたり、ダメな奴って思われるの嫌ですし。

でもここで大切なのは、大人の都合に合わせた良い子軸の一般的な正しい子育て論や発達を促すには的なマニュアルよりも、今、目の前のこどもたちが何を考えて何を感じているのか、じっくり向き合ってみる余裕かもしれないな…とひぐらしは思います。まーなかなか…これが出来れば苦労はしませんけどね。
言っても伝わらない、聞いても言わない場合はどうするのよって気持ちも分かります。
ただ、こどもたちに響くのは正論ではなく、あなたが子どもだった時の思いや行動を思い出しながら、「そうだったよな…自分もあんな風に感じてたよな」とか、「そんな風に感じるんだな」という本音が乗ったことばや行動なんじゃないかな?とも思うんです。人間ですもん。間違ったこともするし、失敗もします。あなたが出来なかったこと、失敗したことを、こどもたちが同じように経験するとは限らないし、まだ起こってもいない事に必死になって、心配して、不安になって、こうしないといけない。ああしないといけないと思いながら関われば関わるほど、あなたも疲れ果てちゃうし…。

でも、こどもたちの思いを汲まずに、こうやれば良い、ああしたら大丈夫とあなたの都合を押し付けていたら、自分で思いを届けるための大事な試行錯誤するチャンスを奪ってしまうかもしれません。

こどもたちは、自分でやってみて、考えて伝わらない思いを経験しながら、それでも一緒にやり取りしてくれるあなたの存在に救われながら、思いを形にして届けていけるようになるのだと思います。

「あなたに伝えたい、あなたに届けたい思いの大切さが、ここにあると思います。

手を繋ぐ親子のイラスト



追伸…ひぐらしもいい歳になってますが、いまだに「なんで?」って思う事ばかりです(笑)。理不尽な事が多すぎて…「頑張ってますけどこれ以上何するんですか」「うまいこと使いやがってエネルギー搾取だわ」「関係ないのにしりぬぐい」等まだまだありますけどね(笑)

言ってもらったことやって失敗したら「言われたからやった」とか、決められたことやってうまくいかなかったら「自分はしたくなかったのにさせられた」とか、大人の世界でも多いですが~

理不尽な目に合うたびに凹みますけど「これでまたひぐらしは強運エネルギー頂きました。気づいてないだけで幸せ見逃してるなら徹底的に回収させて頂きます。」と思うようにしています。

その1;序論
その2;思いを届ける 赤ちゃん編

この記事を書いた人
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