思わぬ発見を引き出す“子どもと一緒に体験する”《大人にも体験をオススメする3つの理由②》

 

前回の復習

思わぬ発見を引き出す、“子どもと一緒に体験する”。
オススメする3つの理由は、こちら!

①その子にあったアドバイスをしやすくなる
②結果までのプロセスに気づける
③子どもが、自分自身をもっと好きになる

 

今回は、③について説明していきますね。
①②を踏まえてのお話になりますので、①②を先に読んでもらえるとわかりやすいと思います。
①②についてはこちら★

③子どもが自分自身をもっと好きになる

子どもが「できた!」と喜ぶとき、子どもが「できない😢」とがっかりするとき、その背景にある努力や感じ方の違いを理解していると、その思いを共有する気持ちが、大人側も深まります。

このようなかかわりは、子どもが 安心した気持ち をもつことにつながります。
なぜなら、これらのかかわりによって 自分は尊重されている という経験をすることになるからです。

安心した気持ちは、子どもの「チャレンジしよう!」「もう少し頑張ろう!」という気持ち、さらには「失敗しても、完璧じゃなくても自分は大丈夫」という気持ちを育てます。
要するに、子ども自身が《ありのままの自分》を受け入れられるようになるということですね。
 

「自分の大切な大人が自分を尊重してくれている」
  ☟
「自分も自分を大切にしよう」
  ☟
「自分の大切な人たちを、自分も大切にしよう」

子どもが小さいうちは実感しにくい部分かもしれません。でも、着実に心は耕され、種をまかれ、水やりをされているのです。

「お友だちと仲良くできるといいな」
「人に優しくできる人に育つといいな」

子どもに対しての願いを、私たち大人はもちますよね。
その願いが現実のものとなる、大きな一つの要素が「子ども自身が、自分を好きになる」なのです。

時には子どもの行動などで、許容できないこともあるかと思います。
特に安全に関することや、道徳的なことなど。
子どもは学び中ですので、やはり教えていく必要があります。

その場合は、子どもの行動を小さく分解して、どこまでは受け入れられて、どこからが受け入れられないのか見てみるといいですよ。
0か100かでばっさり判断するよりも、子どもの気持ちを尊重しつつ、でもしっかりとした落とし所を探っていきやすくなるのでオススメです。

 

まとめ

2回に分けて
《子どもの成長、見てるだけじゃもったいない!》
大人にも体験をオススメする3つの理由
をお伝えしました。

大人が体験することで、子どもの感じ方の違いに気づき、共感ポイントをみつけやすくなる。
それが、子どもとの関わりをより良くするカギになるんです!✨

ぜひ、子どもの世界を体験してみてくださいね😊

そして最初にも述べましたが…

できるタイミングに、できる形でやってみる、が合言葉。

「これさえすれば、必ずこうなる」があれば、楽ちんなのですが…💦

人も違えば環境も違う。
同じ人でも、時と場合で全然違う。

だからこそ
どんな形だったら、自分たちにフィットするのか…
どんな形だったら、心が軽くいられるのか…

を大切にしつつ、できる時に、ほんのちょっと子どもの動きを真似してみたり、観察してみたりしてみてくださいね。
 
 

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