初めまして。たまちゃんママです。
息子のたまきち(仮名)娘たまみ(仮名)二人の母として、これまでの子育てを振り返りながら、みなさんに楽しくお伝えできたらと思います。
小学校の頃が一番大変だったかもね
先日、たまきちが小学校の時にお世話になった特別支援学級の担任の先生にばったりお会いしました。
「〇〇先生から聞いたよ。たまきち君もたまみちゃんも頑張ってるみたいだね。二人とも立派になって!小学校の頃が一番大変だったかもね。」
先生にお会いして、子供たちが小学生だったころをいろいろ思い出しました。
今回は、たまきちの小学校時代のことを書いてみようかなと思います。
小学校入学式の夜、たまきちは40度を超える高熱がでました。
何日も点滴を打ったりもしましたが、原因不明のその熱は一週間下がりませんでした。
これからの小学校生活大丈夫かな・・・と、不安になりましたが、その不安は現実のものとなったのでした。
ぼくはバカなのかな
ようやく熱は下がったものの、登校班で行くのも難しく車で送っていたのですが、そこから学校に入ることができず、なだめたり叱ったりしながら、気持ちが落ち着くまで車の中でひたすら待つという日々を繰り返していました。
ところが、学校に入ってからも不安が強すぎて、落ち着くまで教室の後ろで私も一緒にいることになったのですが、子供たちの校歌の練習を聞いているうちに、私まで校歌を覚えてしまいました。今でも歌うことが出来ます(笑)
それから1年生から4年生まで、通常学級にいましたが、運動の苦手さ、学習障害などもあり、しんどいことも多かったかもしれません。(もちろん楽しい思い出もありますよ。)
ある日こんなことがありました。
学校から帰ってきたたまきちが、「ぼくはバカなのかな。」と悲しそうに言ったことがありました。テストで漢字がほとんど書けなかった息子に「たまきちはバカだな」とクラスメイトの子が言ったようです。
「そんなことはないよ。たまきちはたまきちの勉強の仕方があるし、いいところだっていっぱいあるんだから!」と言いながらも、私も胸が締め付けられるような思いでした。
そんなつらいことばかり書きましたが、小さなころから美味しいものを食べること(特にお肉やスイーツ)とお金が好きで、成長し大きな節目では、それが大きな原動力となるのですが、そのお話はまたの機会に書きますね。
廊下で一人テント
5年生の途中から特別支援学級で学ぶことになったたまきち
すぐに落ち着くわけではなかったのですが、担任の先生だけでなく、他の先生方のサポートもありとても心強かったです。
とても印象的なことがあったのですが、特別支援学級に変わったばかりの頃、不安の強いたまきちが、「一人で落ち着ける場所がほしい。一人用のテントがあったらいいな。」と初めて自分のこうしてほしいという気持ちを言うことが出来ました。
先生にたまきちの気持ちをお伝えしてみたところ、やってみますか!と言ってくださいました。
しかも校長先生がたまきちと一緒にテントを組み立ててくださいました。
スーツ姿=スパイ⁈
6年生になり、中学進学に向けて、特別支援学校も選択肢に入れることになり、関係者の方たちが学校でのたまきちの様子を見に来られることになりました。
その方たちはスーツ姿だったのですが、なぜかスーツ姿=スパイだと言って、学校中を逃げ回り、いや隠れていたのかな?
とうとうその日は、たまきちと会うことはできませんでした。
そんなこんなでいろいろとあった小学校生活も、学校の先生方や、お世話になったみなさまのかげで、なんとか卒業することができたのでした。
続きはまた♪
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