息子と二人、小学校へ話しに行ってきました

たまちゃんママです。

前回までの記事では、息子たまちきの小学生、中学生の頃のお話をしました。

今回は、最近あった出来事をお話しをしたいと思います。

クラスの子たちに話してもらいたい

今は成人している息子ですが、ある日、たまきちが小学生の頃お世話になった特別支援学級の担任の先生からご連絡をいただきいました。

現在担任をされているクラスの何人かの子が、書字や読字に困り感を持っていて、今後ICTなどを活用していってほしいと考えているとのことでした。
そこで、

息子に「これまでの体験を話してもらいたい」、そして「進路や将来に不安感がある親御さんにむけて、(私にも)当時の気持ちなどを話してもらえないか」ということでした。

大変お世話になった先生でしたので、息子と相談し二人で話しをしに行くことにしました。

息子も「当時のこと忘れてることもあるからなー」と言いつつも、何を話したらいいかな?何を着ていこうかな?メイクもしなくては!といろいろと考えていたようです。

私は助手席

当日は、息子の車に乗せてもらい、その先生が現在お勤めの小学校に向かいました。

息子が小学生だった当時は、嫌がって暴れる息子を毎日乗せていたのに、今日は息子の車に私が乗せてもらって小学校に向かってるんだな、と感慨深いものがありました。

これまでの僕のこと

小学校に到着すると、息子はお子さんたちと一緒に座り、私は親御さんたちと後ろの方にいました。

息子は、当時の気持ちや、成長していく中で「自分はお金が大好き」と気づいたこと、稼ぐためにはどこに進学したらいいか、その為にはどのように受験勉強したらよいかを考えたこと、漢字を書くことは苦手だから、得意な数学などを伸ばすことに決め、頑張って勉強したこと。

そして社会人となってからは、書くことが苦手でも実際に文字を書くことはほとんどなく、名前と住所が書ければ大丈夫、あとはスマホなどを利用すればなんとかなるからね!ということ。

そんな話を子どもたちも真剣に聞いてくれました。

どうしたらいいでしょうか

その後、親御さんと私たち大人との話になりました。

これまでの子育て体験を思い出しながら、今まであまり話すことのなかった、しんどかったことなどもお話ししました。

親御さんのいろいろな思いや悩みをお聞きしていると、あるお母さんから「たまちゃんママさんみたいにちゃんと出来ないと思うんです。どうしたらいいでしょうか。」との質問をいただきました。

「今でも、もっとこうすればよかったなと思うことがありますし、ちゃんと出来たと思ったことはないですよ。
きっと私だけでなく、お子さんの困り感をお持ちの親御さんや、そうでない親御さんも、誰しもが子育てを完璧にできた、と思われている方はいないんじゃないでしょうかね。」
と自分の思っていることを率直にお伝えしたところ、ポロポロと涙を流されました。

あっという間の時間でしたが、私自身も当時の息子の気持ちや大切にしていたことなどを改めて知ることができて、とても貴重な体験をさせていただきました。

そして帰りは、頑張ったからご褒美がいるね!よし焼肉だ!!と親子二人でお腹いっぱいなるまで焼肉を食べました。

コメント