
こんにちは、ゆうこです。
冒頭の写真は、不登校カウンセラー・ランさんの講演会に「チームたう」で参加したときの一枚。
真ん中でにっこり笑っているのがランさんです。
実はランさんが来松されたのは今回で2回目。
昨年初めてランさんの講演を聞いた時、壇上の姿を見て
「なんて背が高くて、堂々とした方なんだろう」と思いました。
ところが実際にお会いしてみると……あら、びっくり!
とても小柄で、かわいらしい雰囲気の方でした。
講演中はめっちゃエネルギッシュなランさん。そのパワーが人を大きく見せるんでしょうね。今回もエネルギッシュなランさんの言葉に、会場全体が包み込まれていくような感覚になりました。
背景に映っているパワーポイント、うっすら見えるでしょうか?
「人生は最後に笑ったもん勝ち」
「あなたとあなたのお子さんの可能性を信じよう!」
まさに、その通りだと思います。
ランさんが一貫して伝えていたメッセージは
子どもたちは
「怠けているわけじゃない」
「ずっとこのままじゃない」
「必ず歩き出す」
これは単なる希望ではなく
支える大人が「信じること」で、すべての状況は変わっていくということ。
まずは「信じること」が大前提なんだと言われました。
でも何をもって信じたら良いのかわからないですよね。
だから、「不登校について、子どもの気持ちについて、子どもが自分の足で歩み出すための適切な環境づくり・大人の関わりについて知る必要が大切」なんだと。つまり、「学び」です。
「学び」は、心が揺れ動くときに自分を支えてくれる柱。
悩んだとき、迷ったとき、学んだことに立ち返ることで、
気持ちを整理できたり、自分の対応を振り返ったりすることができます。
実際、ランさんご自身も娘さんの不登校をきっかけに心理学を学ばれ、そこから不登校回復の道を歩みだされたようです。
ランさんのように心理学を一から学ぶのはちょっと・・・と思われる方も大丈夫!「学び」は「不登校について知る」ことから始まります。当事者でもあるランさんは、ご自身の経験をもとに不登校回復にいたる道筋を惜しげもなくブログで全公開されています。
中でも 不登校回復7つの段階(ランさんのブログより) の記事を読んでいただきたいです。
不登校に至る理由は、本当にさまざまです。
一見同じように見えても、その背景は全く異なります。
でも多くの場合、似たような段階を経て、少しずつそして必ず元気を取り戻していきます。
ランさんはその段階を7つに分けて整理をしています。
「今、自分の子どもはどの段階にいるのかな?」
──それを知るだけでも、未来の光が少し見えてくるような気がしませんか?
ブログの最後におすすめの本を載せています。ランさんの本はもちろんですが、その他の二冊も本当におすすめ!!ぜひ目をとしていただきたいです。
最後は「向き合う」です。
講演の中で何度も登場したフレーズ。「不登校は親の問題でもある」。ちょっとドキッとしますが、これは「親が悪い」という意味ではありません。
親自身が、自分自身やご夫婦、ご家族と向き合うことで、問題解決の糸口が見つかることがあるということ。
- 「もしかして…自分の本当の気持ちに気づけていない?」
- 「もしかして…自分のこと、後回しにしすぎていない?」
- 「もしかして…夫婦や家族と向き合うことを避けていない?」
- 「共感しあえる仲間、そばにいますか?」
そんな問いかけが、強く心に残りました。
👉 こちらの記事もぜひ読んでみてください
弟の不登校連鎖が怖い!松江市で感動の質疑応答(ランさんのブログ)
信じて、学んで、向き合っていく「不登校」
「信じること」「学ぶこと」「向き合うこと」。
それらすべてが、子どもを支える力になります。
ぜひ一度、ランさんのブログを読んでみてください。
きっと、日々頑張っているあなた自身を支える力となってくれるはずです。
「人生は最後に笑ったもん勝ち」
「あなたとあなたのお子さんの可能性を信じよう!」
ランさんの本はこちら!ブログの内容が、わかりやすくまとめられていますよ。
○子どもが不登校になっちゃった! ラン
(Amazonと楽天ブックスのリンクです)

この本もおすすめ!漫画でとっても読みやすいし、元気がでますよ。
○学校に行かない君が教えてくれたこと 親子で不登校の鎧を脱ぐまで 今じんこ
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最後は、長年不登校支援を最前線で診療してきた小児心療科ドクターが、子どもを支える家族・医師・教師のためにまとめたガイドです。冷静でかつ暖かく、そして具体的にまとめられてます。バイブルとして手元に置いておきたい一冊です。
◯不登校の子どもを支える 家族・教師・医師のための対応ガイド 小柳憲司
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