
前回は、子どものお金トラブルは、
「防げるもの」と「起きてから学べるもの」についてお話しました。
子どものお金トラブルが起きたとき、
実はもう一つ、気になる問題があります。
それは――
夫婦で反応がまったく違う場合があること。
・「厳しくしないとダメ」
・「そんなに怒ることじゃない」
・「もう少し様子を見よう」
どちらが正しい、ではなく、
「立場と見えている景色が違う」だけかもしれません。
そこで今回は、
・夫婦間の反応の違いや向き合い方
・兄弟姉妹がいる場合の伝え方の違い
を、お伝えします。
夫婦の温度差は「価値観の違い」ではない
多くの場合、
夫婦のズレは“お金の価値観”というより、
✔ 親としての不安の出方
✔ 責任の感じ方
この違いから生まれます。
・自分が苦労したから厳しくしたい
・失敗させたくないから先回りしたい
どちらも「守りたい」気持ちは共通ですよね。
子どもの前では「安心」を優先
意見が違っても、
子どもの前で正解・不正解をぶつけ合うのは避けたいところ。
✔ その場では一旦保留
✔ 「あとで話そう」でOK
✔ 子どもには安心だけを渡す

大人の議論は、子どもが寝たあとで。
夫婦で話すときの“おすすめ順番”

① 不安だった気持ちを共有
② 何を守りたいか確認
③ ルールをすり合わせる
いきなり「どうする?」から入ると、
正論合戦になりがちです。
よくある夫婦タイプ別・すれ違い例
厳しめタイプ × やさしめタイプ
厳:また同じことしたらどうする?
優:まだ子どもなんだから…
→ 共通ゴールを確認
「自立して困らない力をつけたい」
管理重視タイプ × お任せタイプ
管:ルールを決めないと不安
任:細かく言うと窮屈になる
→ 役割分担がおすすめ
・管理は一方
・フォローはもう一方
※あくまでも例です
兄弟姉妹がいる家庭ならではの注意点
兄弟姉妹がいる家庭で大切な視点
兄弟姉妹がいると、
「同じように育てているのに…」と感じることがあります。
でも、同じ家庭でも
・年齢
・理解力
・経験
は違います。
兄弟比較が生むモヤモヤに注意
❌ NG例
・「お兄ちゃんはそんなことしなかった」
・「同じルールなのに守れないの?」
・兄弟の前で叱る

👉比べられると、
子どもは「不公平」や「諦め」を感じやすくなります。
⭕ OK例

・個別に話す時間を作る
・年齢ごとにルールを分ける
・「家としてどうするか」を共有する
【大切な考え方】
・「あのときはこうだった」は封印
・今の子の年齢と状況で考える
夫婦で基準をすり合わせておくと、
子どもも混乱しません。
例:
・小学生低学年 → 親管理が基本
・高学年 → 一部自己管理を経験
・中学生 → 失敗も含めて任せる範囲を広げる
子どものタイプ別・対応の考え方
一人っ子・長子タイプ
責任を感じやすく、必要以上に落ち込むことも。
→「一緒に考えよう」
→「失敗してもやり直せるよ」
下の子タイプ
「お兄ちゃんもやってた」「知らなかった」が多い。
→「比べない」
→「あなたの場合はどうする?」
もちろん、お子さんの性格を一番理解しているのは親御さん
この限りではありません。
🌱まとめ
夫婦で考えが違うのは、よくあること。
むしろ自然なことです。
大切なのは、
✔ 子どもを守りたい気持ちは同じ
✔ 正解は一つじゃない
✔ 話し合える関係があること

ズレに気づいた今が、整えるチャンスです。
子どものお金トラブルは、
家族全体で成長するきっかけにもなります。
ぜひ、ご家族で話合ってみてくださいね!
監修:Rightプランニング


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