薬膳インストラクターのさちこです
薬膳料理を作っていますと言うと
カレーですか?とよく聞かれます
薬膳は中医学理論に基づいて作られた食事なんて書くと難しそうと思われますが
簡単に言うと体や季節に合った料理を作る為に食材を選ぶ事です
季節に合うというのは旬のもの
旬のものにはその時期の体に必要な効能が入っているので
まずは旬のものを意識して食べる事から始めると良いですね
ですからカレーだけではないんですが
薬膳と言えばカレーというイメージがある
カレーについてかいていこうと思います
まずは普通のカレーと薬膳カレーの違いは?
普通のカレーは自分の好きなものを入れて作るカレー、薬膳カレーは季節や体の状態に合わせて整えるための食材やスパイスを効能で選んだカレーです
◯夏に作った薬膳カレー
食材には暑さを解き必要な水分を補ってくれる
トマト
(スパイス) ターメリック→冷えによる消化不良
血行促進
クミン→体を冷やす作用
夏にピッタリな体を冷やしてくれるトマトを食材に使い、体を冷やす効果のあるクミンや、クーラーなどでの冷えすぎ防止にターメリックを使いました

◯9月に作った薬膳カレー
食材には消化吸収システムを良くするなす、咳や痰などに効果がある玉ねぎ
(スパイス)カルダモン→消化吸収を促す
コリアンダー→胃腸を整える
本格的な秋に向けて夏に弱った胃腸を助けてくれるなす、同じく消化吸収を補うカルダモン、コリアンダーを使いました

このように体や季節に合わせて食材やスパイスを選べば
その季節に合った薬膳カレーができます
お子様に合わせてスパイスも少なくすれば
からさも調整できます
是非是非作ってみてはいかがですか?
次回はこれから冬に向けて
体を温める食材についてかいてみようと思います
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◎心も体ももっと、ととのう 薬膳の食卓365日──季節によりそい おだやかに楽しむ食
川手鮎子 著 自由国民社




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