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【子育てに必要な費用】その1: 子育てに関するお金について

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子育てに必要な費用ってどれくらい?

子どもが生まれてから成人して独立するまで、子育てにかかる費用は一体いくらになるのでしょうか?

「子どもが生まれたらお金がかかるから」と、生活費を切りつめたり、とにかく節約に走るパパ、ママさんも多いと思います。

ただ、実際1人の子どもを育てるのに総額いくら必要になるのかをしっかり把握できているでしょうか?

「お金がかかる」
何にかかるの?
いつ頃からかかるの?
総額いくらかかるの?

もし、すぐさま答えられたら、その人は未来が透視できるのかも・・・。

子育てにかかるお金って、みな同じタイミングで、同じ金額でしょうか?

家庭環境や、子どもの人数、子どもの成長に合わせて変わっていくこともあるでしょう。

子育て費用=教育費?

子育てのお金というと、教育費を思い浮かべる人が多いと思いますが、教育費以外にも子育てにはさまざまなお金が必要になります。

衣類や、食費、生活用品、医療費、保育費、おこづかい、お祝い行事関係費、携帯電話料金、子どもの為の預貯金・保険などの養育費です。

教育費も、塾や私立校の場合は、またさらに費用が必要となります。

それでは一体いくらかかるのでしょうか。

◇0歳~中学生までの子育てのお金は、約1,900万円!
公立の学校に通わせているご家庭によるもので、小学校・中学校から私立に通う場合は、上記の目安金額よりさらに教育費が高くなります。

小学生のイラスト

◇高校3年間の子育てのお金は、約530~690万円!

特に私立は、授業料の他に、学校外活動費が多くなっていく傾向にあります。

学校外活動費には、塾や、家庭教師、参考書購入にかかる費用や、けいこごとや、スポーツ・レクリエーション活動もあります。

テニスのイラスト

◇大学では教育費だけで、約1,000万円に!

教育費の負担がもっとも大きくなるのが、大学時です。

大学に自宅から通うのか、県外に出て1人暮らしするのかによっても、支出金額は変わります。

ただ一方で、子ども自身がアルバイトなどで収入を得ることで、1人暮らしの場合の家賃や、おこづいかい、仕送りに関する支出も変わってきますよね。

カフェのイラスト

上記金額は、養育費+教育費です。

ここまでを振り返り計算してみると・・・

0歳~22歳までの

『子育てのお金』総額は3,000万円~4,000万円!

この金額、どの家庭でも貯蓄できるのでしょうか?

もしくは、どの家庭でも必要なのでしょうか?

子育てにかかるお金は、継続的?単発?最後に一気に?

未来のことが分からないし、金額だけを聞いて不安になっているのではないでしょうか。

なぜ不安になるのか

それは、何にかかるのか?いつかかるのか?について、しっかり深堀できていないからかもしれません。

納得いくまで、ご家族で話し合っていますか?

どこまで子どもにしてあげたいのか。

絶対にかかる費用なのか。

子どもが産まれたばかりのときは、衣類や食事など、大人の物とは別で用意しないといけない為、新たに購入することが多いと思います。

ですが、子育てに使える国や自治体などの助成金や給付金制度を知っていれば、少し不安な気持ちが和らぐかも。

●児童手当

●幼児教育・保育の無償化

●子ども医療費助成

●高等学校等就学支援金

などなど

子どもには「〇〇」に進学してほしい。「〇〇」に就職してほしい。など、親ごさんの希望があっても、生まれたときから個人の人格がありますし、様々な出会いによって大きく進路が変わることもあるでしょう。

そのとき、できるだけ、子どもの希望する道に進むことができるように、しっかり貯蓄して必要なときに備えましょう。

夢をふくらませる子どものイラスト

例えば、児童手当を毎月貯金したり、保険を有効に活用するのも良いと思います。

次回は、貯蓄をどうするか、お給料の手取りを増やす方法など、お伝えしようと思います。

*参照元
「インターネットによる子育て費用に関する調査」(内閣府)
「子どもの学習費調査」(文部科学省)

≪子育てに必要な費用≫シリーズ

≪子育てに必要な費用≫シリーズ
その2 手取りを増やす方法
その3 「その他控除」をさらに詳しく

この記事を書いた人
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